不動産の豆知識2
2023年07月04日
前回の続きの不動産屋の豆知識です。
前回お話しした、尺貫法をもとに居室は
幅や高さの基準になるものがわかると、割と簡単にわかっちゃうんです。
間取り図を見ながら内見したとき、なるほどねと思いますよ、きっと。
でも、この測り方であれっ?となる場所も・・・
例えば、キッチン。
最近はLDK (リビングダイニング)が主流になっていますが、
これも、居室同様、窓の大きさを基準に測っておけば大体の大きさがわかりますし
独立キッチンは、大体畳3枚分くらいが基準でどの家も設計されています。
※あくまでも基準です、違う場合もあります。
洗面所や浴室も、最近の建売や、築浅の建物は1坪タイプと言って
洗面所と浴室がそれぞれ182×182(1間×1間)の大きさが主流なんですけど、
築20年以上の建物は、当てはまらないことがあります。
洗面所が、なんとなく狭かったり、お風呂場の浴槽は通常だけど、洗い場が
狭く感じたりした時は、たいてい洗面所と浴室を、273×182(1間半×1間)の中に
納めて設計しているケースがあります(例えば土地の狭い戸建て住宅や、マンションなど)
この場合、多くは外に面している(窓がある)壁が、4尺5寸(約135cm)
で区切って、洗面所と、浴室の両方を収めているため少し窮屈になっています。
家を探す場合、ここは要チェック!
ただし現在は、家電メーカーもマンションサイズの洗濯機(大容量ドラム式)の
コンパクトタイプや、シャンプードレッサーもこの間取りサイズに合わせたタイプも
ありますので、生活基準に合わせて、揃えていけば良いと思います。
空き家の場合、何も置いていないので
見過ごしがちですが、長く住む家ですので、サイズ感がわかると
イメージしやすいですよ。